「コロナウイルス感染問題」が続いているが、
筆者が痛感したのは、国民に対するトラック運送事業者の真の姿を知らしめることが、欠如していることだ
◆再確認しておくと、トラック運送事業者は、86万人のドライバーが、年間43億7800万トンの貨物を国内で、日夜、運んでいる
◆この数字は、総輸送トン数の91.4%を占める
◆だから、トラック運送事業者は、何度も強調するが、「我が国の動脈・ライフライン」なのである
◆しかし、残念ながら、多くの国民が、その重要性を認識しているか?というと、残念ながら「否」である
◆むしろ、「大事故の元凶」とか「運転マナーの悪いドライバー」という「偏見」がまかり通っている
◆マスメディアも「我が国の動脈・ライフライン」として取り上げたことを見たことが無い
◆「コロナウイルス感染問題」に関連し、とんでもない「偏見」が散発している
◆「長距離ドライバーは、高感染率者」と決めつけられて「家族が病院での受診を拒否」されたり、
「ドライバーの子供が小学校の入学式、始業式への出席を校長から拒否されたり」、
「ドライバーの妻が、勤務先から2週間の自宅待機を強いられたり」している
◆物流を担う「トラックドライバー」に対する「偏見」「差別」以外の何物でも無い
◆全日本トラック協会をはじめとして「業界挙げて」、「我が国の動脈・ライフライン」であることの「大々的なキャンペーン」を張って頂くことを、切望しておくこととしたい(延寿寺)
※トラック情報社 物流新時代 提供※