トレーラーを安全に誘導

写真=LED回転灯
誘導業者によって組織される一般社団法人誘導車協会(倉本佳英代表理事)は、このほどLED回転灯の販売を開始した。
幅または連結全長の制限を超えるトレーラーについては、制限値を超える度合いに応じて、橋梁(きょうりょう)の損傷防止、安全運行の確保のため誘導車を特殊車両の前後に配置して運行しなければならない。
国土交通省自動車局は2015年12月、幅または連結全長の制限を超えるトレーラーを誘導する車両の緑色点滅灯火(回転灯)の装着について基準緩和の範囲を拡大し、トレーラーの使用者と誘導契約を結ぶ事業者の自動車に対しても緑色点滅灯火の装着を認めた。
LED回転灯は、パトライト社製(道路運送車両の保安基準緩和対象商品)。
回転灯はハロゲンランプが主流であるが、ハロゲンランプはトレーラーの運転手にとってまぶしいといった声が聞かれていた。
倉本代表理事は、「このLED回転灯は減光機能を搭載しており、夜間はまぶしくなく、逆に昼間ははっきり見える。
振動テスト、光量テストをクリアし、風切音の減少も考慮した信頼のおける商品」と説明する。
価格は回転灯本体とステッカーのセットで8万円。協会員は10%引。
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