山信物流「高気圧BOX」導入
睡眠の質が向上

すっきりした表情の60歳代運転手2人
山信物流㈲(采女
和正社長、大阪府堺市)では昨年8月「高気圧BOX」導入したが、疲れがよく取れる、よく眠れるようになった、と従業員から好評だ。
高気圧BOXは、密閉された状態のボックス内に高気圧状態を作り出し、圧力が体内のリンパ(リンパ管を流れる液)を刺激するというもの。要は、天気の良い状態を作り出し、体の調子を良くする。
具体的にはリラックス効果、疲労回復、眼精疲労の回復、免疫力向上、睡眠不足解消、むくみ、肩こりなどに効果がある。
同社が導入した高気圧BOXは、1~2人用。幅910㍉×高さ1540㍉×奥行2010㍉のサイズで、畳1畳半。テレビとエアコンが備わっている。
1人約1時間入るが、社員12人は全員使用している。1人につき月に4~5回入っている。特に効果を感じるのは長距離を走るドライバーや高齢ドライバー。酸素が体内に入ることで目の疲れ、体のむくみがとれ、体が軽く感じたりするという。
販売代理店となり営業スタッフを2人採用した。右が采女社長
采女社長は、「大変、重宝している。スポーツ選手が疲労回復のため、高気圧BOXを使っている。ケガの回復も早くなったりしているようだ。長距離運転手は、睡眠をとっているつもりがとれていないケースが少なくない。そういう場合、事故につながっていく。高気圧BOXで睡眠の質は向上している」と話す。
同社は、「高気圧BOX」の商品にほれ込み、このほど関西地区代理店となり、商品を扱い始めた。
※トラック情報社 物流新時代 提供※