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注目集めるコンテナラウンドユース

2018.10.17/カテゴリ:

空コンテナの再使用で輸送時間を4割減

 

<北関東で自治体が積極的に支援>

写真=佐野インランドポートに設置された リーチスタッカー

(大型荷役機械)

国際海上コンテナ輸送ではコンテナラウンドユースという取り組みが注目されている。これは、輸入に使われた後の空コンテナをそのまま港に戻さずに、荷物を詰め直して輸出用のコンテナとして再使用する取り組みだ。

 

一般的に、国際海上コンテナの内陸輸送では往路または復路のいずれかにおいて空コンテナの輸送が発生しているが、空コンテナを輸送することは生産性の上でも非効率で、空コンテナ輸送を減らすことで、渋滞の解消、二酸化炭素の削減、またドライバーの削減にもつながる。

 

埼玉県が平成26年11月1日から平成29年1月31日にかけて行った、217社が参加したコンテナラウンドユースの実証実験では、コンテナ輸送距離を32・3%減、輸送時間を39%減、二酸化炭素を240・1%減、そして輸送コストの21%削減に成功した。

 

コンテナラウンドユースは現在、埼玉、茨城、栃木といった北関東の県が後押しし、積極的に取り組んでいる。北関東地域は京浜港までの距離が離れているため、コンテナラウンドユースを行うことにより得られるメリットが大きいとされる。

 

 

栃木県佐野市は、コンテナラウンドユースの拠点として、佐野インランドポートという輸送拠点を昨年11月に開設した。空コンテナを集めて一時保管するいわば「内陸の港」で、24時間利用可能で、コンテナの積み卸しや移動運搬を行う専用の大型荷役機械を導入するなど、コンテナラウンドユースを行うための高い能力がある。

 

 

 

 

※発行所 トラック情報社提供※