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震度6強に耐える積み方とは?

2021.09.21/カテゴリ:

宮城の酒造メーカー 大幅に被害軽減

写真=横向きと縦向きを組み合わせる

写真=ラップとひもで固定

 

 

「地震大国」と呼ばれる日本は地震が多く発生し、深刻な被害をもたらしている。日頃からの地震対策が求められる中、東日本大震災を経験した酒製造の蔵王(ざおう)酒造(しゅぞう)㈱(宮城県白石市)では保管する商品(酒瓶)の積み方を工夫しており、今年2月に福島、宮城両県で最大震度6強を観測したが、同社では割れた酒瓶は5本にとどまった。
どんな積み方をしているのか。

ポイント①
縦と横の組み合わせをつくる(※写真上)

 横向きに配置すると横揺れには強いが、縦揺れには弱い。なので、横向きと縦向きを組み合わせて全体が長方形になるように配置することで、どちらの揺れにも強くなる。

ポイント②
ストレッチフィルムとひもで固定する
(※写真下)

 積み上げたケースの1番上に、ひもを1周させて結ぶ。その上からケース全体をカバーするようにストレッチフィルムで覆う。
 ストレッチフィルムはポリエチレン樹脂などを原料とした梱包用のフィルムで、静電気によりフィルム同士がくっつくため、テープは必要ない。
 同社によると、東日本大震災では大量の酒瓶が割れたが、これらの対策は、同社に勤務する元トラックドライバーが考案したとのこと。
 常務取締役の渡邊毅一郎氏は「東日本大震災を経験して始めた対策だが、効果は抜群。日頃からの小さな備えが大切だと実感した」と話す。

 

 

 

 

 

 

 

 

※トラック情報社 物流新時代 提供※