RealTime

物流ニュース

ここでしか見れない独自記事満載。リアルタイムの物流ニュースをお届け。

物流ニュース

AD

広告掲載スペース

広告掲載スペース

誤動作するアルコールチェッカー

2021.09.30/カテゴリ:

パンや味噌からもアルコール反応
飲食後水でうがいし15分空け誤動作


写真=アルコール検知器協議会「新型コロナウィルス対策に対応したアルコール検知器費用にあたっての留意事項」より一部抜粋

 

出発前のアルコール検査で数値が出てしまうと、飲酒の有無にかかわらずトラックに乗車できなくなることがある。なぜこんなことになるのだろうか。
アルコール検知器を製造・販売する東海電子㈱(静岡県富士市)によると、アルコール検知器は「飲酒によるアルコール(呼気アルコール)」だけでなく「飲食物に含まれるアルコール(口の中に残ったアルコール)」にも反応すると説明する。
同社の担当者は「一般的な飲食物でも、パンや味噌のような発酵食品では、酵母による発酵でアルコールが生成される。ジュースや加工食品では香料を溶かす、腐敗を防ぐなどの目的で微量のアルコールが添加されることも多い。飲食直後は口の中に残ったアルコールが検出されることがあり、誤作動ではなく正しい現象」と話す。
こうした飲食物中の微量のアルコールによる反応は一時的なもので、飲食後に水でうがいをして15分以上空けることで避けられるとのこと。


また、生活用品にもアルコールを多く含むものがあり、除菌、消毒系のものは多く、歯磨き粉、口臭液にも含まれているケースが多いとしている。
国交省の資料によると、ひげそり後のローションや入れ歯安定剤などでも、アルコールを含むものに反応することがある。
アルコール検知器協議会によると、最近はアルコール除菌剤の影響と思われる誤検知の発生が多く報告されているという。
このような事態を防ぐため、同協議会では、

⓵手指をアルコール除菌、②石鹸で手洗い、③アルコール検知器の使用、④手指をアルコール除菌の手順を推奨している。
また、室内の十分な換気、およびアルコール検知器の近くにアルコール消毒液、アルコールを含む除菌剤や手指洗浄剤を置かないよう注意喚起している。

 

 

 

※トラック情報社 物流新時代 提供※