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SDGsとは何か? 国連が定めた目指すべき17の目標

2021.10.05/カテゴリ:

運送会社でも活発化

写真=SDGsのロゴマーク

写真=ラインアップで集められたペットボトルのキャップ

 

最近、「SDGs(エスディージーズ)」という言葉をよく耳にする。SDGsとは、Sustainable(持続可能な) Development (開発)Goals(目標)の頭文字をとったもので、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」を意味する。


 2030年までの国際的な目標で17の大きな目標と、それらを達成するための169のターゲット、232の指標で構成される。地球上の誰一人として取り残さない、持続可能でよりよい社会を実現することが目的だ。
 基本となる17の目標は次の通り。


①貧困、②飢餓、③保健、④教育、⑤ジェンダー(性別)、⑥水・衛生、⑦エネルギー、⑧成長・雇用、⑨イノベーション(革新)、⑩不平等、⑪都市、⑫生産・消費、⑬気候変動、⑭海洋資源、⑮陸上資源、⑯平和、⑰実施手段。
①から⑰のそれぞれの目標に、具体的な内容が示されている。


例えば、「①貧困」の場合は、目標に「あらゆる場所あらゆる形態の貧困を終わらせる」とある。ターゲットの1つには「2030年までに、現在1日1・25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる」とあり、さらに、具体的な数値目標が書かれた「指標」の3つで構成される。
 国内でも環境対策やジェンダー平等が課題となる中、SDGsへの取り組みが大企業を中心に広がっている。
 その一つにはラベルをなくしたペットボトル商品の販売があり、アサヒ飲料や伊藤園などは通販向けの商品を拡大している。これは、飲み終わった際にラベルをはがす手間が省ける手軽さに加えて、プラスチック使用量を削減できる利点がある。
 資生堂は17の目標の一つである「ジェンダー平等の実現」を目指し、国内における女性活躍の推進をリードするため、2023年には国内事業の女性管理職比率を50%に高める意向を示している。
 物流業界でも、SDGsの活動に取り組む動きが見られる。


 SGホールディングスは昨年10月、SDGsに関する取り組みをまとめた冊子を発行。脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして、環境対応車両の導入状況や電気トラックの試験導入について紹介している。西濃運輸は昨年12月、書面による運賃請求書を廃止すると発表。紙の消費やCO2の排出を抑え、環境保全につなげる狙いだ。
 中小の運送会社でもSDGsの動きが見られる。㈱ラインアップ(大阪市)では、ペットボトルのキャップを集め、世界中の子どもにワクチンを届ける活動に参加し、SDGsの活動に取り組む。
同社の澁谷吉人社長は、「社員らに呼び掛け集めているが、半年で5~6キロになり、これをNPO団体に持ち込んでいる。これが粉砕されリサイクルされ、お金になり、ワクチンとしてアフリカや東南アジアの子どもに向けて送られる。SDGsは中小の運送会社にとって難しいことではない。0円でできることはいっぱいある」と話している。

 

 

 

 

 

 

 


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