
写真=輸送実証で使用するトヨタ自動車のFCトラック
福岡県は、福岡県トラック協会と連携し、県内の全水素ステーションを活用したFCトラック(燃料電池トラック)の輸送実証を8~12月にかけて実施すると発表した。
輸送実証ではトヨタ自動車からFCトラック1台を借り受け、県トラック協会会員の4事業者(久留米運送㈱、戸畑物流㈱、福岡運輸㈱、福岡食品サービス㈱)が、実際の業務にFCトラックを活用し、パン・弁当等のチルド製品や日用品、建材等の雑貨を運搬する。
製品の品質管理の実用性、運転の快適性等について検証するとともに、CO2削減量や燃費のデータを取得する。実証で得た実証参加企業の声はトヨタ自動車と共有し、市販化後の普及促進につなげる。
※トラック情報社 物流新時代 提供※