
写真=特別授業の様子
大阪府茨木市の向陽台高等学校は
令和3年度からの授業カリキュラムである「物流に関する授業」を実施した。この授業は単位必修科目で、全国の高校で「物流に関する授業」が単位必修科目として実施されたのは全国で初めて。
授業には37名の生徒が出席した。
授業は2時限行われ、 1時限目では、大阪府トラック協会の滝口敬介専務が物流業界について説明を行い、トラック輸送の歴史と現状、白ナンバーと緑ナンバーの違い、トラックの種類、具体的に何を運ぶことができるのかなどの基礎知識について授業を行なった。
説明に続けて、和歌山県トラック協会が作成したDVD「物流を支える戦士たち」を視聴した。
2時限目は、堀内運送㈱人事課の三浦隆志課長が実務面を中心に授業を行い、日常の業務、仕事のやりがい、現役若手トラックドライバーの話などについて説明を行なった。
大阪府トラック協会は、今回の授業だけでなく、高校生向けに運送会社へのインターンシップを1日~3日間設けるなど、若年層の運送業界参入へのきっかけ作りを増やすプログラムを用意し、業界の活性化を図っている。
※トラック情報社 物流新時代 提供※