積卸の自動化技術確立へ
大和ハウス等5社

イオングローバルSCM、花王、日立物流、豊田自動織機、大和ハウス工業の5社は、トラックの積み卸ろしを自動化するため、AIを搭載した自動運転フォークリフトの実用化を目指す実証事業を昨年9月から行っている。
自動運転フォークリフトを使い物流施設の「入荷」と「出荷」を自動化させる。
物流施設間の輸配送では、物流施設の入出荷のタイミングにトラック運行を連携させることで待機時間を削減させる効率化が求められている。各事業者間共通のシステムを開発し、トラックの待ち時間の短縮を図る。
また、スワップボディコンテナを有効活用するほか、自動運転フォークリフトの前後の工程に、パレタイジングロボット(箱詰めされた商品を決められた配置でパレット上に積み上げるロボット)を活用して自動化の範囲を広げる。
2024年3月まで事業を展開し、2021年度はトラックの積卸しを自動化する技術の確立を目指す。
※トラック情報社 物流新時代 提供※