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新規事業でスポット便

2022.12.22/カテゴリ:

新規事業でスポット便

合同サービス配送

中小企業を助ける配送

 

 合同サービス配送㈲(樋谷羽津美社長、大阪市)は、現在、急ぎの配送を担う「スポット便」に注力している。

 

 社員の急な退職や事業拡大、労働環境の改善に悩む小規模・中規模の荷主をターゲットにしているサービスだが、依頼が舞い込んでいる。

 

 中央市場が休みで、市場担当の運送会社も休みという日に、スーパーマーケットから生鮮食品の交換を求められた際、同社が代わりに市場へ行き、新しい生鮮食品と交換した例がある。

 

 様々な依頼に応えるため、事前のヒアリングだけでなく、サービスの品質向上が欠かせない。そのため、スポット便の依頼がないときは、先輩ドライバーが後輩の運転するトラックに同乗し、作業ノウハウについて教えていっている。

 

 同社は大手運送会社の下請け専属仕事が主だが、収益をより得るためにスポット便の展開を始めた。現在は大手運送会社の売上が9割近くを占めるが、ゆくゆくは新規事業を総売上の3割にまで増やしたいという。

 そのため、樋谷社長が会社の先頭を切って営業展開。インパクトのある営業用チラシを常に持ち歩き、会合などで名刺を交換した経営者にチラシを手渡している。

 

 樋谷社長は「サービスを知ってもらえば、必要な時に頼ってもらえるだけでなく、知り合いの経営者にも紹介してもらえる。すでに依頼も何件か来ている。依頼主の求めるレベルに対応するため、今後もサービスの品質向上は欠かせない」と話す。

新規荷主獲得のために作成したチラシ 評判は上々だ

 

 

 

※トラック情報社 物流新時代 提供※