RealTime

物流ニュース

ここでしか見れない独自記事満載。リアルタイムの物流ニュースをお届け。

物流ニュース

AD

広告掲載スペース

広告掲載スペース

「森信三イズムの実践経営」

2023.07.05/カテゴリ:

「森信三イズムの実践経営」

ユーマスブレーン代表 丸山 孝明


今から三十年程前のことです。時はバブル崩壊、平成不況、日経新聞に「心願の経営」=教育者・森信三イズムの実践経営者たち=というビジネスビデオのタイトルが気になり、手にしました。そこには、厳しい経営環境の中で素晴らしい経営をされている多くの経営者が紹介されていました。


 

経営者とは教育者である

森信三先生とは三十年前に九十七歳で亡くなった著名な教育者です。不況下にあって素晴らしい経営をされている経営者は、共通して森信三先生に学び実践していることがビデオで紹介されていました。森信三先生の実践をいくつか紹介させて頂きます。

 

①「立腰(りつよう)」

 

腰骨を立て、姿勢を正す習慣を身につけることです。体と心は一つで、机や背もたれに寄りかかると自立心が育たなくなり、他者依存となります。

 

➁「職場再建の三原則」

 

時を守り、場を清め、礼を正す。これを職場の長がまず実践することが大切です。

 

③「しつけの三原則」

 

(一)朝のあいさつは人より先に、(二)呼ばれたら「ハイ」の返事、(三)立ったらイスを入れ、ハキモノは脱いだらそろえる

大リーグで大活躍している大谷翔平の母校花巻東高校でも徹底した森信三先生の教育実践に力を入れている事は有名ですが、職場でも全く同じことが言えます。そして経営環境が激動する今、経営者が最強の教育者になることが求められているのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

※トラック情報社 物流新時代 提供※