側方衝突警報装置を右側にも搭載
UDトラ「クオン」

運転席右側に追加された側方衝突警報装置
UDトラックスは、大型トラック「クオン」に、運転手の運転姿勢などを検知する「ドライバーモニター」と側方衝突警報装置(BSIS)を右側にも搭載したと発表し、販売を始めた。
ドライバーモニターが搭載されるのは、2022年発売の旗艦モデル。運転席のピラーに取り付けられたカメラが、運転手の顔向きや姿勢、目の開眼度を検知し、運転手の状況に応じて注意を喚起する。脇見運転したり姿勢を崩したりしていると、ポップアップ音とブザー音で注意を発する。
また眠気を感じていると判断された場合には、ポップアップ表示とブザー音で休憩を取るよう促す。
BSISに関しては、2019年11月施行の国際基準で車両総重量8トン以上の貨物自動車に、運転席左側へのBSISの搭載が義務付けられている(継続生産車は2024年5月から適用)。
※トラック情報社 物流新時代 提供※