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H30.8.24 第5回CREフォーラム in 大阪 セミナー参加報告

2018.10.04/カテゴリ:セミナー・イベント情報

ケービーエスクボタ(株)主催

「ケービーエスクボタの取り組み コンテナラウンドユースオペレーションと次世代物流への挑戦」セミナーに行ってきました!

 

次世代物流の極意を学んできました。それでは、ご覧ください!

 

講師:武山 義知先生(ケービーエスクボタ株式会社 開発営業部長)

講師略歴:アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスの大学を卒業後,クボタ米国販社製品のImporterとして

     主に輸入業務に従事、川上から通関,川下までの一貫した物流業務に長年携わり2015年7月に帰国配属

     コンテナラウンドユースはじめ、広く国内物流・国際物流関連に従事

     2017年10月より開発部長 兼 海外グループ長

 

◎活動目的と推進内容

1.企業の事業活動として

1)輸送コストの削減

  輸送単価の低減

2)ドライバーまたは車両の確保

輸出企業/輸入企業/海貨業者/

陸送業者のWin/Winな関係

3)荷役作業の定時率向上

外的要因によるリスクカバー

 

2.CSR活動として

1)CO2排出量削減

2)主要港の抱える問題解決

→→港湾周辺道路の混雑緩和

→→空荷(コンテナ)輸送を削減

3)運送会社支援

売上貢献,事業確保,労働環境改善

 

◎課題と問題点

メーカー単独もしくはフォワーダー単独でR/Uがなぜ出来ない?

考察してみよう・・・

自社の輸入と輸出のマッチングを検討してみる?⇒新たな選任担当や調整業務が発生し煩雑?

⇒そもそも輸入と輸出の物量も船会社も全然違う?⇒何をどこへ聞けば事が進むのか見当もつかない?

 

◎RUの手順として

1.コンテナ事前確認

船社コンテナにはエリア指定や契約期間がある為、事前に使用するコンテナ確認が必要

2.ブッキング紐づけ連絡

ヤードで受取拒否されない為に事前にコンテナに対してブッキングの紐づけが必要

3.関係各社へのラウンド利用の周知

輸入側輸出側ともに登場人物全員に対しラウンドユースを行う意思を周知徹底する

4.輸送業者へ希望作業時間の確認

効率的に輸送できる作業スケジュールを行い、計画的な予定が必要

5.(ダメージ)利用確認

EIR上や現物のダメージを確認後,使用に際し問題が無ければ船社に対してダメージクレームを回避する為利用の意思と確認が必要

 

◎ところで!

みなさんのイメージするラウンドユースとは何ですか?

 

◎コンテナ「リユース」だけでは

*必ずしもコスト削減に繋がらない

内陸にあるコンテナを使用するだけではその前後輸送が非効率である可能性が高い

*実はCO2削減出来ていない

(輸入時)内陸へコンテナをリリース後、港湾地区へ空シャーシ回送が発生

(輸出時)内陸へ空コンテナピックアップに遠方から空シャーシの輸送発生

*思うほど数が増えない

コンテナ提供者の集荷努力だけではコンテナの在庫リスクまでコントロール出来ていない

 

◎KBSクボタの戦略

1.船社ブッキングの変更

目の前にあるコンテナ(車両)を使うというコンセプトに基づいて利用船社変更を行う

2.新規船会社起用

輸入貨物情報をもとに既存利用船社だけではなく、積極的な新規起用開拓を行う

3.リペア作業対応

ダメージコンテナをリペアすることにより一つでも多くのコンテナを使い切る

4.閑散期の対応

輸出・輸入バランスをICD(内陸デポ)に実入コンテナを事前準備することで輸送負荷を軽減する

 

◎KBSクボタの解決

KBSのラウンドユースは一つ一つがオーダーメイド

※輸出入各社の顔の見えるラウンドユースとしてコーディネート

※各現場状況や輸送ニーズに応えたオペレーションを対応

※煩わしい船社との交渉や契約はすべてケービーエスクボタが対応

※トライアルを通して実際の運用開始

ケービーエスクボタの課題解決でFtoFによる専門的な課題解決と運用が実現出来る!

 

◎CO2排出削減効果(平成29年実績)

◆西日本の活動で

 年間約157t-CO2の削減を実現!

◆東日本の活動で

 年間約1354t-CO2の削減を実現!

KBSクボタ全体の活動で

   年間 約1,511 t-CO2の削減を実現!

 

2015年⇒893.9 t

2016年⇒1209.7 t

2017年⇒1511.6 t

 

事業実施前 CO2排出量 3942.7

⇓      ⇓      ⇓ 

⇓      ⇓      ⇓  

事業実施後 CO2排出量 2431.2 (削減量 1511.5 削減率 38.3%)

★年々CO2削減量が増加!!

 

◎新たな取組事業

☆次世代物流への挑戦

 

◎ラウンドユース成約課題

◆車両の拘束時間発生(回転効率低下)

◆輸入都合による出荷スケジュール計画

◆全体的な20フィート車両不足

◆港湾作業の時間的制約による機械損失

◆労務管理規制による輸送力の低下

 

◎社会背景と課題

今後数年の間にドライバー不足・車両不足により国内の輸送力が格段に減少

↓↓

↓↓

競争力を失い、また産業間で輸送力の取り合い

運賃は上昇傾向

↓↓

↓↓

モノが運べない時代が到来

 

◎挑戦(やりたい事)

①シャトル輸送  (幹線輸送)  

・往復実入(RU)輸送することで輸送コストを抑制

・1車両あたり2~3回転行うことで車両効率を上げる

・昼夜作業を分けることで車両稼働率を向上させる

・兼用シャーシを利用することで20F輸送力をカバー

・作業手待ち時間の解消

・定量的な輸送業務提供

・安定的な輸送力の確保

 

②ピストン輸送  (切回し輸送)

・運転手の負担を軽減する

・出荷(輸出)作業の定時性を確保する

・希少車両(20F)の有効活用で車両不足解消

・長時間拘束(労務管理負担)の解消

・女性ドライバー参入促進

 

◎最後に

1. 本事業の更なる推進

 1)安定した輸送力の確保

 2)上昇傾向にある輸送コストの抑制

 3)潜在的労働力(高齢者・女性等)の参入促進

 

2. 共同事業の確保

 1)複数企業(N対N)による問題共有と課題解決

 

3. 行政機関のサポート

 1)国の基本方針でもある企業連携による省力化・効率化の推進支援

 

以上となります。

沢山のことを学ぶことが出来、とても有意義な1日となりました♪

 

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

 

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